2022年F1第16戦イタリアGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
イタリアGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのは、アレクサンダー・アルボンの体調不良により急きょウイリアムズのステアリングを握ることになったニック・デ・フリースだ。思いがけないかたちでのF1デビューとなったデ・フリースは8番グリッドからレースをスタートし、ピットストップ後は周冠宇(アルファロメオ)とバトルを繰り広げ、ポジションを守り切って自身初のF1レースを9位でフィニッシュするとともに初ポイントを獲得。レース後にはチームのみならず多くのドライバーたちから祝福された。
レース中に最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』を獲得したのはセルジオ・ペレス(レッドブル)となり、レース46周目にソフトタイヤで1分24秒030というファステストラップを記録している。2位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分24秒336、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分24秒434で続いている。
ピットストップタイムを争うDHLファステスト・ピットストップ・アワードを獲得したのは、2.10秒というピットストップタイムを記録したペレスのレッドブルとなった。2位にはルクレールのフェラーリが2.21秒で続き、3位は2.39秒で同じくフェラーリのサインツという結果になっている。