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F1 ニュース

投稿日: 2022.09.22 12:16
更新日: 2022.09.22 12:21

アルファタウリF1にデ・フリース、アルピーヌにガスリーで決着か。残りの空席ふたつに噂される4人の候補

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F1 | アルファタウリF1にデ・フリース、アルピーヌにガスリーで決着か。残りの空席ふたつに噂される4人の候補

 レッドブルは、イタリアGPで鮮烈なF1デビューを飾ったニック・デ・フリースとの間で、2023年のアルファタウリ加入について大筋において合意したとの説が持ち上がっている。レッドブルの関係者からの情報によると、デ・フリースとは2023年からの2年契約を結び、それによってピエール・ガスリーはアルピーヌ移籍が可能になるという。それが事実であれば、2023年のF1空きシートを持つのはウイリアムズとハースのみということになる。

 レッドブルとデ・フリースとの契約にはこれから詰める必要がある詳細事項が多数残っている。さらにデ・フリースは今週アルピーヌA521でのテストの予定もあるため、合意がなされたという話が事実だとしても、まだ発表の段階ではないだろう。

2022年F1第16戦イタリアGP ニック・デ・フリース(ウイリアムズ)
2022年F1第16戦イタリアGP ニック・デ・フリース(ウイリアムズ)

 デ・フリースには、アルピーヌと、デビューの機会を提供したウイリアムズが、2023年のシートについてのオファーをしていた。ただしアルピーヌの方は、ガスリーが第一希望であり、ガスリーを獲得できない場合という条件付きでのオファーだった。レッドブルがガスリーの後任として考えていたインディカードライバーのコルトン・ハータが、スーパーライセンス取得条件を満たしていないことで来季F1デビューは現状では不可能であるため、レッドブルはハータを諦め、アルピーヌもガスリーを諦めざるを得ない可能性があったためだ。
ピエール・ガスリー(アルファタウリ)とヘルムート・マルコ(レッドブル・モータースポーツコンサルタント)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ)とヘルムート・マルコ(レッドブル・モータースポーツコンサルタント)

 しかしレッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、ハータの代わりにデ・フリースとの交渉を開始、オーストリアのオフィスで会談を行った。彼がガスリー後任を探し続けた理由は、さらに1年アルファタウリに残るガスリーに大きなモチベーションを期待できないこと、レッドブル代表クリスチャン・ホーナーやエンジニアリングチーム上層部には将来ガスリーを起用する意思は一切なく、そうなるとセルジオ・ペレスとの契約終了後のドライバー候補を他に用意する必要があることであるとみられる。

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