シンガポールGPを前にアルファタウリの角田裕毅がチーム残留を発表するうれしいニュースがある一方、チーム離脱を発表するドライバーも現れるなどこの時期らしい悲喜交交なニュースが散見された。そんな中でもドライバーたちは次のレースに向けて準備を重ねていく。SNSから今週のF1界を覗いてみよう。
●僕は元気です
イタリアGPを虫垂炎で離脱したウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、手術後に呼吸困難になっていたことを公表し容体が心配されていた。そんなアルボンは17日にSNSを通じて元気であることを動画で報告。ひとを和ませる笑顔も健在で、こちらの方が元気をもらってしまった。
Thank you everyone for all the support! Looking forward to getting back out there and preparing for Singapore ? ? pic.twitter.com/B4S7fltmLa
— Alex Albon (@alex_albon) September 16, 2022
●波乱万丈のもうひとり
イタリアGPをジェットコースターのように過ごしたのはアルボンだけでなく、アルファタウリのピエール・ガスリーも同じだ。木曜日は39度の高熱で体調不良で休養、無事に復帰するも予選はペナルティパラダイスで決勝グリッドが分からず。それでも8位フィニッシュしポイントを獲得し何とか週末を締めくくった。お疲れ様と言いたい。
●心配なスケジュール
2023年のF1カレンダーがついに発表された。歴代最多を更新する24レースが組み込まれており、開幕戦は3月5日のバーレーンGPだ。レースを多く見られるのはファンにとって嬉しい限りだが、一方で連戦につぐ連戦を強いられるスタッフが心配にもなる。
Introducing the 2023 F1 Calendar ?
Get set for a record-breaking 24 races next season!#F1 pic.twitter.com/t6Jl521H1G
— Formula 1 (@F1) September 20, 2022
カレンダーから陥落の危機に直面していたモナコGPは2025年シーズンまでの開催延長が決定。開催権料の支払いなど契約内容が従来と大きく異なるようで、伝統の一戦も時代とともに変化が求められている。
BREAKING: The Monaco Grand Prix will be on the F1 race calendar until at least 2025 ?#F1 pic.twitter.com/IfOQ2dJ3VM
— Formula 1 (@F1) September 20, 2022
●ウインターテストのハードタイヤ並み
次のレースに向けて身体つくりを行うフェラーリのシャルル・ルクレールはコールドサウナへ。「寒い」とコメントするとコールドサウナ愛好家でメルセデスのルイス・ハミルトンから「どれくらい?」と聞かれ「冬のバルセロナテストのハードタイヤみたい」と、ドライバーらしい返答が返ってきた。つまり冷え冷えということだ。
Nothing colder than those tyres during winter testing ??#essereFerrari ? pic.twitter.com/uyxH9kRBgR
— Scuderia Ferrari (@ScuderiaFerrari) September 21, 2022