2015年F1第15戦ロシアGPは10日、ソチ・オートドロームで公式予選が行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが2戦連続となる通算18回目のポールポジションを獲得した。
タイトル争いで崖っぷちに立たされているロズベルグが、予選の全セッションでトップを奪う走りを見せ、今シーズン3回目となるポールポジションを獲得。明日の決勝に望みをつないだ。
ロズベルグは最初のQ1をルイス・ハミルトンと同じソフトタイヤのみで走り切ると、続くQ2では先にトップに立ったライバルを直後に逆転。終始、路面温度が上がらずタイヤのウォームアップが重要となるなか、2度目のアタックできっちりタイムを刻んだロズベルグがトップでQ3進出を果たす。
彼は最終セッションのQ3でも1回目のアタックからチームメイトをコンマ3秒上回ると、最後のアタックとなる2度目のタイム計測を行うことなく、2戦連続のポールポジションを決めた。
一方、最後まで精彩を欠いたポイントリーダーのハミルトンは、逆転が掛かったQ3最後のセカンドアタックでブレーキングをミス。すでにセクター2の通過時点でベストラップからも遅れていたハミルトンは、最後のチェッカーを受けることなく2番手で予選を終えた。
1 2