フォース・インディアは、仮にメルセデスがF1で代役ドライバーを必要としたとしても、新たに契約したエステバン・オコンを手放すことは無いだろう。
メルセデスの育成ドライバーのオコンは、2017年よりフォース・インディアと2年間の契約で、ルノーへ移籍したニコ・ヒュルケンベルグの後任を務める。
メルセデスが代役ドライバーを必要とした場合、メルセデスはオコンをその任期中に呼び戻すことはできるかとの問いに、フォース・インディアのチーム副代表のボブ・ファーンリーは次のように答えた「絶対あり得ない」
「オコンは、2年間フォース・インディアのドライバーだ。それだけだ」
「彼をメルセデスのドライバーのひとりに置き換えることはできない。だが、もし彼らがオコンをテストしたいと希望するのであれば、私は喜んで彼にそうさせるだろう」
オコンとメルセデスの関係により、フォース・インディアとの契約が短期間となる可能性がある。しかし、ファーンリーはそれがオコンと契約することの欠点であるという意見を一蹴した。
「我々が2年間オコンを獲得したポジションに、(他のチームと関連しない)他のドライバーを迎える状況もあるかもしれない。そうすれば、オコンは移ることを決意するだろう」とファーンリー。
「チームとドライバーを抱えていたら、双方の視点からパフォーマンスを最適化しなければならない」
「もしトップを走っているなら、彼らが(チームを)変えたいという要求は抑えるだろう」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています