2015年F1ロシアGPの日曜決勝で、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスはリタイア(12位完走扱い)だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
バルテリ・ボッタス 決勝=リタイア(12位完走扱い)
とてもおかしなレースだった。たくさんのアクシデントがあり、セーフティカーも出動した。僕らチームはとてもいい仕事をして、それによって表彰台のチャンスを手にしていた。
最終ラップに3位を走っていたのに、ターン4で後ろから(キミ・ライコネンに)ヒットされて、レースを終える羽目になった。
どんなにがっかりしているか、言葉で言い表すことはできない。週末を通してチームは本当に懸命に働いた。いい結果を手に入れるためにだ。その努力にふさわしい結果を、残りわずか1周のところで失った。こんな形で週末を終えなければならなくなって辛い。
あれはレーシングアクシデントなんかじゃない。あそこには誰も見えなかった。僕が前を走っていたんだ。そして突然ヒットされた。僕は表彰台に立っていたはずだった。なのにノーポイントでここにいる。ただただがっかりしている。
(ライコネンがペナルティを受けようが受けまいが)僕には全く関係ない。ポイントを取り戻せるわけじゃないんだから。
「お前がミラーを見ていればよかったんだ。僕のせいじゃない」って(彼は)言うんだろうけどね。
(F1iに対してコメントし)僕の方が間違いなく前にいて、自分のライン上を走っていた。そしたらエイペックスでヒットされた。最終ラップであんなことをするなんて全く理解できない。
ひとつ確かなのは僕が悪いんじゃないってこと。そのことに限ってはよかったと思うけど、何の慰めにもならない。でも誰かが後ろからヒットしたときには、後ろにいたマシンが悪いんだ。それは間違いない。