レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.02.07 18:28
更新日: 2017.02.07 18:29

「あのスリルをもう一度体感したい」ロバート・クビカ、F1マシンでのテストを望む

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 「あのスリルをもう一度体感したい」ロバート・クビカ、F1マシンでのテストを望む

 ルノーやBMWザウバーからF1に参戦していたロバート・クビカは、再びF1マシンをドライブすることを望んでおり、身体的な面でもドライブする準備ができたと感じている。

 2011年の2月、イタリアで行われていたラリーに参戦した際に起きたクラッシュにより、F1ドライバー生命を絶たれるほどの大怪我を右腕に負ったクビカは、長期間のリハビリを経てWRC世界ラリー選手権に参戦。16年シーズンはサーキットでのレースにも参戦するようになった。

事故後はラリーに活動の場を移していた
事故後はラリーに活動の場を移していた

 16年にムジェロ12時間耐久レースを含む4つのGTレースに参戦したクビカは、17年シーズン、WEC世界耐久選手権のLMP1-Lにバイコレスから参戦することをすでに発表している。

すでにWECのテストを済ませている
すでにWECのテストを済ませている

 クビカはここ数年、F1マシンの開発に関わりを持ち続けており、メルセデスを含む多くのシミュレーター作業をこなし、ついにはテストのオファーを受けるまでになった。

 インタビューに応じたクビカは、3年前にあるオファーを断ったが、それは当時の自分には、よい仕事ができると思えなかったからだと述べた。しかし、現在では右腕の怪我の後遺症は問題にはならないと考えている。

「あの時は良いドライビングをする自信がなかった」とクビカは語った。

「大きなチャンスはたいてい1度しか訪れない。それは理解しているよ。それでも、自分のコンディションが確かで、良い仕事ができるいう確信がない状態でドライブしたくなかった。そして、その確信が得られないと分かったとき、自分自身に『このオファーのことは忘れるんだ』と言い聞かせた」

「僕の身体の状態は一般的ではない。同じような境遇の人がわずかに居ても、症状は人それぞれ。僕のコンディションも、とても個人的な問題だ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース