元F1ドライバー、マーク・ウエーバーは、空力規則が大幅に変更された2017年のF1では、エンジンの性能がこれまで以上に重要になると考えている。
今年のルール変更の焦点は、ワイドなマシンとタイヤ、エアロダイナミクスの強化により、ラップタイムを5秒短縮することに置かれている。タイム短縮のほとんどはコーナリングスピードの向上によって実現され、今年は一部のコーナーがストレートとみなされるようになると言われているほどだ。
さらに最低重量が2016年と比較して26kg引き上げられることから、ウエーバーは重量とドラッグが増えることにより、パワーがより一層重要視されるだろうと考えている。
「マシンのダウンフォースは増大し、これまで以上にパワーの影響が大きくなるだろう」とウエーバーは述べた。
「これまでにも増して強力なエンジンが必要になる。タイヤが幅広になり、ドラッグが増加するからだ」
「タイヤがワイドになって、マシンがかなり重くなる。それによって速度が落ちるのは少し残念だね」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています