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F1 ニュース

投稿日: 2017.02.20 21:20
更新日: 2017.02.20 21:27

ザウバーF1技術ボスが語る『C36・フェラーリ』:空力安定性への自信と型落ちPUのメリット

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F1 | ザウバーF1技術ボスが語る『C36・フェラーリ』:空力安定性への自信と型落ちPUのメリット

 ザウバーF1チームの新テクニカルディレクター、ヨルグ・ザンダーは、2017年を戦う新車『C36・フェラーリ』に大きな期待をかけている。

 昨年はテクニカルディレクター不在のまま戦ったザウバーだが、アウディスポーツで技術部門責任者を務めたザンダーが今年からテクニカルディレクターを務めることが、昨年11月に発表された。ザンダーはすでにチームのファクトリーを訪問し、作業をスタートしている。

ザウバーF1、2017年のニューマシン『C36』
ザウバーF1、2017年のニューマシン『C36』

 今年のF1規則変更により、車体、タイヤ、ウイングがワイドになり、ディフューザーも大きくなり、ダウンフォースとグリップが増し、ラップタイムが向上することが見込まれている。ザウバーは、新車のコンセプトを検討する際に、ドラッグを最小限に減らすこと、重量を削減することを重点的に考慮したという。

 前年型から流用した部分は一切なく、一から設計し直されたC36は、今年は空力面で大きく改善、向上したダウンフォースを維持し、コースのどこを走っていてもマシンが安定することを目指した。

「ダウンフォースを最大限に求めるよりも、空力的な安定性を追求することに重点を置いた」とザンダーは、新車C36の発表に際して述べている。


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