2017年シーズン、セルゲイ・シロトキンはルノーF1チームのサードおよびリザーブドライバーに昇格することが決定した。シロトキンは昨シーズン、テストドライバーとしてルノーと契約するとともに、ARTからGP2にも参戦。2年連続でドライバーズ選手権3位を獲得するという、好成績を収めた。
ロシア出身のシロトキンは、テストドライバーとして母国GPのソチとインテルラゴス(ブラジルGP)でフリー走行に参加。またシルバーストンでのインシーズンテストでも、マシンを走行させた。今季のシロトキンはルノーの正式メンバーとなり、すべてのグランプリに帯同する。回数は未定ながらも、フリー走行に参加する予定だ。
ロンドンで開催されたルノーの新車発表会で、サード&リザーブドライバーとして紹介されたシロトキンは以下のように述べている。
「昨シーズン、僕らはともに仕事をして良い経験を得た。それをもとに、2017年シーズンは新しい役割で前進を遂げていく。フリー走行1回目(FP1)を担当することは、僕のプログラムの一部だ。チームがレースに向けた準備をするうえで、FP1が重要な要素であることは分かっている。だから僕の任務は、そのときの自分の最速タイムを出そうとすることよりも、チームの目標をすべて達成することにある」
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