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F1 ニュース

投稿日: 2017.02.24 16:11
更新日: 2017.02.24 16:19

メルセデスF1、ハミルトンの戦術への対策としてドライバー間の規則修正を検討

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F1 | メルセデスF1、ハミルトンの戦術への対策としてドライバー間の規則修正を検討

 メルセデスF1チームは、ドライバー間の交戦規則を修正する計画があるという。2016年シーズン最終戦アブダビGPでルイス・ハミルトンが取った行動により、チームの「盲点」が明らかになったことを受けての対策だ。

  ハミルトンは、当時チームメイトだったニコ・ロズベルグが後方集団に追いつかれるよう、タイトル争いのなかで故意にペースを落として走行。メルセデスの勝利を確実なものにするため、ペースを回復するようチームから指示されたが、従わなかった。メルセデス・モータースポーツのトップであるトト・ウォルフは、最終戦の後に「ハミルトンの戦略は、F1チームが将来に向けて考慮すべき前例を作った」と述べている。 

 引退したロズベルグの後任としてチームに加入したバルテリ・ボッタスは、1月上旬、ハミルトンと仕事をするにあたって「厳格なルール」があるだろうとの予測を語った。ドライバーラインアップが新しくなったことによって、交戦規則を変えるかと聞かれたウォルフは次のように答えた。

「規則の内容は、経験を積みながら何年もかけて内部で成熟させてきたが、アブダビGPで盲点が発覚した。チームやドライバー、観客の利益のためにも、内容を発展させ続けたい。基本的なコンセプトは変わらないが、違う呼び方をするようになるかもしれない。多少の編集や、足りない部分を付け加えたりはするが、複雑な内部規則にはしないつもりだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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