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F1 ニュース

投稿日: 2017.02.28 19:48
更新日: 2017.02.28 19:58

「新車唯一の難点」レッドブルF1代表、シャークフィンの禁止を要請していたと明かす

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F1 | 「新車唯一の難点」レッドブルF1代表、シャークフィンの禁止を要請していたと明かす

 レッドブルF1の代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2017年のトレンドとなっているシャークフィンを装着可能にする新レギュレーションの“抜け穴”を塞ごうとしたが、その要請は拒否されたという。

 エンジンカバー上の大きな背びれのように見えるボディワークは、11年を最後にF1では見られなくなっていたが、今年の新しいF1マシンに多く見られる特徴として復活した。なぜなら、これがコーナリング中に空力的なアドバンテージをもたらすと考えられているからだ。

 だが、審美的な観点からは、このシャークフィンに対する意見が分かれている。ホーナーがバルセロナで始まったプレシーズンテストの初日に、これを禁止すべきだったと語った理由もそこにある。「新しいクルマのルックスはすばらしい。ただ、あのシャークフィンが唯一の難点だ」と述べる。

「16年、私たちはそれをF1ストラテジーグループの議題に上げて、他のチームにあのフィンをやめてはどうかと提案した。得られるパフォーマンスゲインは、ほんのわずかでしかないからだ。そして、クルマをカッコ良くするために、あれはやめることにしたいと要望した」

「その話はF1コミッションへ提出されたが、残念ながら、チームの過半数の反対によってすぐに否決された。結果として、もし対処できるとしても、来年以降ということになってしまった」

「クルマのルックスはとても良くなった。それだけに、レギュレーションの抜け穴を通って、あのシャークフィンが紛れ込んできたのが残念だ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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