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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.02 16:27
更新日: 2017.03.02 16:33

F1 Topic:3日で490周を走破、王者メルセデスがもつ圧倒的なアドバンテージ

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F1 | F1 Topic:3日で490周を走破、王者メルセデスがもつ圧倒的なアドバンテージ

 2月28日のバルテリ・ボッタスに続いて、3月1日もメルセデスAMGはレースシミュレーションを行った。この日、スペインGPのレース周回数である66周のロングランに臨んだのは、ルイス・ハミルトン。 

 午後3時すぎにスタートしたレースシミュレーションは、途中カルロス・サインツJr.(トロロッソ)とランス・ストロール(ウイリアムズ)が引き起こした2度の赤旗中断に阻まれたが、メルセデスAMGはレースシミュレーションを続行。完全な形とはいかなかったものの、ハミルトンは66周をノートラブルで走りきった。

 合同テスト3日目にして、すでに2度のレースシミュレーションを行ったメルセデスAMG。そのアドンテージの大きさは2日連続でレースシミュレーションを完了したというだけにとどまらない。

 この日、ハミルトンは前日のボッタスと同様、2回のピットストップで66周を走破したが、ボッタスがすべてソフトタイヤで走ったのに対して、ハミルトンは真ん中のスティントにミディアムを挟んで、ソフト、ミディアム、ソフトという選択でシミュレーションを行った。

 その理由をメルセデスAMGのエンジニアは、「別のトライを行いたかっただけ」と説明するにとどまったが、他チームのエンジニアは「スペインGPで投入が予定されているソフトとミディアムの2コンパウンドを組み合わせたストラテジーの比較を行い、グランプリに向けて完璧な準備をもう済ませてしまったよ」と脱帽している。


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