マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、2017年初のテストのなかで、MCL32は非常に出来のいいシャシーであると感じたとして、今季への期待感を示した。
最初の2日間にはパワーユニットのトラブルにより走行時間を大きく失ったマクラーレンだが、後半2日間にはほぼトラブルなく走行を行うことができた。
タイムについては、フェルナンド・アロンソは初日に11人中10位、3日目に13人中10位、ストフェル・バンドーンは2日目に11人中10位、4日目は10人中7位と、首位とのギャップは非常に大きかった。しかしブーリエは、マクラーレンの今季型シャシーに好感触を持っており、「非常にいい」シャシーであると述べた。
「完璧なマシンだったとしても、限界までプッシュすれば、アンダーステアやオーバーステアといったものが出るものだ」
「だが少なくともシャシーに関しては、ドライバーはふたりとも不満を示していない。シャシーのベースは優れていると感じているのだ」
「開発を早いペースで進めていく。特にシーズン序盤はそうなるだろう」
「ほとんどのチームが(開幕戦)オーストラリアの時点ですでにほぼ新しいマシンを持ち込んでくると考えている。(我々のシャシーは)少なくともベースがよく、いいプラットフォームがあるので、これをもとにして開発できるのはいいことだ」
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