マクラーレン・ホンダF1チームのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、今年初のF1合同テストでのパフォーマンスは期待外れであり、開幕戦までに目標とする状況に到達することはできないだろうと語った。
F1テクニカルレギュレーションが大きく変更されたことを浮上するチャンスととらえ、マクラーレンは期待を抱いてプレシーズンテストに臨んだが、前半2日間にパワーユニットのトラブルが発生、走行時間を大きく失った。後半2日間は周回を重ねることができたものの、タイムは下位にとどまっている。
開幕戦オーストラリアGPまでに、残るテスト日数は4日間しかなく、マクラーレンは厳しい状況であるとブーリエは認めた。
「あまりいい状況ではない。示したいと思っていた(パフォーマンス)レベルには全く届いていない」とブーリエ。
「十分に走ることができず、走った時にも必ずしもいいパフォーマンスを発揮していたわけではない」
「それでもある程度の走行距離はカバーできた。マシンに関して作業を始め、挙動について理解し始めている」
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