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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.08 16:26
更新日: 2017.03.08 16:40

新F1タイヤはデグラデーションが低減。「評価はテスト後に」とピレリは慎重姿勢

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F1 | 新F1タイヤはデグラデーションが低減。「評価はテスト後に」とピレリは慎重姿勢

 2017年シーズンに導入されるF1タイヤの正確なデグラデーションレベルは、現在開催中の最後のオフシーズンテストを終えた時点で、ようやく正確に把握できるようになるとピレリは考えている。

 F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリには、レース中のドライバーの、より激しい走りに耐えるタイヤを製造することが求められている。バルセロナで行われた第1回合同テストでは、デグラデーションが劇的に低減されていることが判明した。

 しかしピレリは、一足飛びに結論を出さずに慎重な姿勢を保つ。各チームがラップタイムを追求する今週のテストでは、より適正に近いデータが得られるとしている。シーズン中は路面温度が高くなること、それにともなって最新型マシンのパフォーマンスも大きく向上することを見込んでおり、同社のレーシングマネージャーであるマリオ・イソラは次のように話す。

「仮にラップタイムが2〜3秒上がるようなら、我々としてはデグラデーション値を再評価する必要がある。(ラップタイムが)まったく落ちないという感想を得ていて、それは悪いことではないかもしれない。(第1回テストの)数値を見るかぎり、確かにそのとおりだ」

「とにかく(今週のテストを)待って、どうなっているかを確かめよう。もしラップタイムが2秒上がれば、デグラデーションも変わってくる」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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