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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.09 08:40
更新日: 2017.03.09 09:15

マクラーレンF1「シャシーに問題があるという報道は『フェイクニュース』」

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F1 | マクラーレンF1「シャシーに問題があるという報道は『フェイクニュース』」

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、MCL32の挙動がナーバスだと報道されているが、ホンダのパワーユニットのドライバビリティが関係しており、シャシーだけの問題ではないと主張した。

 2017年の冬季テストでホンダのパワーユニットにはトラブルが相次いだが、マクラーレンのシャシーもそれほど優れたものではないと考えられており、英AUTOSPORTのテクニカルエキスパート、ゲイリー・アンダーソンは、第1回テストをコース脇で見ていた感想として、マクラーレン・ホンダのマシンはターン1、2、3で非常に苦しんでおり、「『非常に優れたシャシーがエンジンに足を引っ張られている』という状況ではない。パッケージ全体の問題だ。マクラーレンとホンダの両方が真剣に取り組んでいく必要がある」と評した。

 マクラーレンはこういった評価に反発し、シャシーは期待どおりの優れたパフォーマンスを発揮していると主張している。ブーリエは、ホンダの新しいパワーユニットの特性が大きく影響しているという考えを示した。

「マシンに関しては、我々がどういう変更を施しても、それにうまく反応する」とブーリエ。
「ドライバーたちもその点には非常に満足している」

「(ターン1、2、3においてハンドリングに苦労しているという)コメントをいくつか読んだが、それは(アメリカ合衆国大統領のドナルド)トランプが言うところの『フェイクニュース』のようなものだ。シャシーだけの問題ではないからだ」

 今のハイブリッドエンジンはシャシーの挙動に大きな影響をおよぼすとブーリエは言う。
「いくつかドライバビリティの問題がある。パワーをかけるとマシンリヤの挙動が乱れ、そのためにマシンがナーバスに見える。だが何も悪いところはない」

「ドライバビリティ、使い込んだタイヤ、タイヤのウォームアップが十分でなかった、などといった問題もあるのだ」

「ここで走っているマシンはローンチスペックであり、いろいろと細かいことを試している。まだフルスペックは走らせない。(開幕戦)オーストラリアに導入する予定だ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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