フェリペ・マッサは、2017年シーズンの新車をルーキーが乗りこなすのは「容易ではない」と考えており、ランス・ストロールは期待どおりのスピードを発揮できるかという難題に直面していると言う。
第1回目のバルセロナテストではストロールが2日間連続でクラッシュしたため、ウイリアムズは早めに走行を切り上げることになった。今回のテストでは問題なくテスト走行をこなすことを望んでおり、8日にはコクピットに戻っている。
7日から始まった今週のテストでは、さらなるアクシデントによって妥協を強いられないことが重要であり、ストロールの仕事により重点を置くことになるとマッサは話している。しかし、ストロールの置かれた状況は容易なものではないというのがマッサの考えだ。2017年の新規則によりダウンフォースとグリップが強化されたことで、新人ドライバーが適応しづらくなったからである。
「去年デビューしていたら、もう少し簡単だったかもしれない。それならコントロールするダウンフォースが少なく、ドライバーへの肉体的ストレスも少なかったからね。いま、このふたつの要素はより厳しくなっている。簡単なクルマではないよ」
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