第2回バルセロナテスト3日目、ストフェル・バンドーンがマクラーレンMCL32・ホンダをドライブ、自身にとってシーズン前最後のテストを終えた。テスト期間を通してトラブルが続いたため、ロングランを一度もできなかったとバンドーンは嘆いている。
9日はマクラーレン・ホンダに電気系の問題が発生、バンドーンは午前中に2度にわたってコース上でストップした。
午後にコースに復帰したものの、問題の原因が突き止められていないため、チームは大事をとって走行を切り上げた。
バンドーンは合計48周を走行、ウルトラソフトタイヤでチームにとってここまででベストの1分21秒348を記録、この日走った13人中7番手となった。
毎日のようにトラブルに阻まれ、マクラーレン・ホンダはロングランをまだ行っていないとして、バンドーンはなんとか翌日の最終日に連続走行ができることを願っている。
「かなりの数の問題が起きて、ロングランのプログラムを中断しなければならず、作業ができなかった」とバンドーン。
「ロングランは重要だ。連続して長く走行を続けることで、いろいろなことを発見できるんだ」
「でも今の僕らにはマシンにおいてまだ発見していない問題がある。細切れの走行を繰り返しているからだ」
「50周走れば温度がどのぐらい変化するのか、そういったことが正確には分からずにいる」
「明日、そのへんを理解できることを願っている。でも今の段階では、明日どうなるのか分からない」
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