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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.10 11:01
更新日: 2017.03.10 11:05

マクラーレンF1、トップ会見中止も「“危機”というほど深刻ではない」と主張

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F1 | マクラーレンF1、トップ会見中止も「“危機”というほど深刻ではない」と主張

 マクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、マクラーレン・ホンダF1チームが危機にひんしているという見方を否定、少しずつ状況は改善していると主張した。

 第2回目のプレシーズンテストに入ってからも、マクラーレン・ホンダはトラブルに見舞われている。3日目、朝のセッションの序盤は順調に空力評価とデータ収集、パワーユニットのセッティングを行ったが、24周走ったところで、マシンの電気パワーを失ってストフェル・バンドーンがコース上でストップ。チームはガレージに戻ってきたマシンのチェックを行い、バンドーンをコースに復帰させたが、ランチタイム直前にトラブルが再発、バンドーンは再びコース上で止まってしまった。チームはいくつか電気系のコンポーネントを交換したが、問題の根本的原因は分かっておらず、バンドーンは走行を再開したものの、問題の再発を避けるため、予防的措置としてチームは走行を少し早く切り上げることを決めた。

 バンドーンは合計48周を走行、ウルトラソフトタイヤでチームにとってここまででベストの1分21秒348を記録、この日走った13人中7番手となった。

 マクラーレン・ホンダはこの日、レーシングディレクター、エリック・ブーリエとホンダF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏のメディア会見をキャンセルしたと、Sky Sportsが伝えている。

 一方、ザック・ブラウンはSky Sportsのインタビューに答え、マクラーレンが危機的状況にあるというのはおおげさであると語った。


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