第2回バルセロナテスト3日目にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが冬季テストでの最後の走行を行い、7日間におけるトップタイムを記録した。しかしベッテルは今の段階ではタイムは何の意味も持たないとして、メルセデスが相変わらず脅威であるとの考えを示した。
ベッテルは午前中にウルトラソフトタイヤで1分19秒024をマーク、前日メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録したタイムを更新し、プレシーズンテスト全体のトップとなった。一日を通してベッテルはレースシミュレーションを集中的に行い、周回数でも全ドライバー中最多の156周を走り切っている。
「重要なのはたくさんの周回を走り切ったことだ。そういう意味で、去年の今ごろよりも、準備をうまく整えることができたと感じる」とベッテル。
「今の段階ではラップタイムは何の意味もない。自分たちのプログラムに従って作業し、進歩してきた。でもまだ改善の余地はある」
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