1956年、58〜60年と二輪のロードレース世界選手権でチャンピオンを獲得し、四輪では1964年のF1ワールドチャンピオンを獲得したジョン・サーティースが3月10日亡くなった。83歳だった。
サーティースは1934年2月11日イギリス生まれ。二輪では1956年にMVアグスタを駆り、初めてロードレース世界選手権500ccクラスのチャンピオンを獲得。以降58年から60年まで連続チャンピオンを獲得した。
1960年には四輪に転向し、F1に挑戦。63年にはフェラーリに加入すると、翌年に2勝を挙げワールドチャンピオンを獲得。二輪、四輪の世界最高峰でワールドチャンピオンを獲得した唯一の存在となった。
その後クーパーを経て、1967年にはホンダに加入。歴史的な名勝負となったモンツァでのイタリアグランプリでは、ホンダRA300を駆り0.2秒差でジャック・ブラバムを抑え優勝をもたらした。
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