TOYOTA GAZOO Racing(TGR)が例年、シーズンオフに開催している『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(TGRF)』がいよいよ今週末の12月10日(日)、静岡県・富士スピードウェイで行われるが、同イベントに参加するドライバーや車両、タイムスケジュールなどが発表されている。
年に1度開催されるTGRFには毎年、国内外で活躍するトヨタのレーシングカー/ラリーカー、ヒストリックカーが集結。その勇姿と迫力あるサウンドを多くのファンに届けるほか、スーパーGTやスーパーフォーミュラなどに参戦するドライバー、監督によるトークショーや同乗走行などを通じてファンとの交流を図っているファン感謝イベントだ。
師走の開催となる2017年のイベントでは、既報のとおりWEC世界耐久選手権に参戦し、伝統のル・マン24時間レースでは予選でコースレコードタイムを更新した『トヨタTS050ハイブリッド』、18年振りの復帰参戦でシーズン2勝を上げた『トヨタ・ヤリスWRC』をはじめ、スーパーGT500クラスの『レクサスLC500』や、『レクサスRC F GT3』などのGT300クラス車両、スーパーフォーミュラの『SF14』、スーパー耐久、ニュルブルクリンク24時間参戦車両、さらにドリフトマシンまで、さまざまなカテゴリーのマシンの走行/展示が決定している。
イベント出演ドライバーではスーパーGT、スーパーフォーミュラにトヨタ系チームから参戦するお馴染みのドライバー陣が集結するほか、“モリゾウ”こと豊田章男社長率いるニュルブルクリンク24時間参戦ドライバーや、JRC全日本ラリーでしのぎを削るスバルの勝田範彦、新井敏弘らの参加も決定。
さらに今回のTGRFには、2017年シーズン、TOYOTA GAZOO Racing WRTのサードドライバーとして第6戦ポルトガルから『トヨタ・ヤリスWRC』をドライブし、参戦4戦目となる母国フィンランドでWRC初優勝を達成したエサペッカ・ラッピが初登場する。