ホンダはオーディオ機器での使用に最適化したとする持ち運びタイプの蓄電器『LiB-AID E500 for Music』を発表。台数限定で予約を受け付け、2020年2月中旬よりデリバリーを開始する。
ホンダは以前から家庭用コンセントを備えたリチウムイオンバッテリー搭載の蓄電器『LiB-AID E500』を展開しており、キャンプなどのアウトドアでのニーズに応えてきた。
今回発表されたE500 for Musicは、その名のとおり、E500をベースに「オーディオ愛好家が求めるノイズの少ない電源のニーズ」に応えたモデル。オーディオ愛好家のなかには、各機器に流れる電気の質にこだわり、“マイ電柱”を建てる人もいる。今回の蓄電器は、より手軽に高品質な電気を手にできるというものだ。
このE500 for Music開発にあたり、ホンダは蓄電器に付いているコンセント口にフルテック株式会社製のハイエンドグレードオーディオコンセント『GTX-D NCF(R)』を採用したほか、純銅にロジウムメッキを施した電極、セラミックパウダーとカーボンパウダーを調合した樹脂などを使用し、高品質な給電と高い制振効果を発揮させたとしている。
また、コントロールパネルや本体内部のAC電源ケーブルにも専用部材を使い、剛性や制振性なども追求したという。
LiB-AID E500 for Musicのメーカー希望小売価格は消費税10%込みで29万7000円。販売計画台数は200台の予定だ。商品の予約は10月17日(木)から12月18日(水)までの間、公式サイトで受け付けているが、注文数が予定台数を上回った場合は抽選での販売となる。
このLiB-AID E500 for Musicは、10月24日に開幕する第46回東京モーターショーのホンダブースにも展示されるとのこと。気になる方はチェックしてみては。