4月9日、富士スピードウェイは新型コロナウイルス感染症の影響により、5月23～24日に開催が予定されていた『ザ・ワンメイクレース祭り 2020 富士』を延期すると発表した。
富士スピードウェイでは世界的な大流行が続く新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大対策として、4月から5月に予定されていた全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT、インタープロトシリーズなどの開催延期をすでに決定している。
今回の『ザ・ワンメイクレース祭り 2020 富士』延期についても国内で広がる新型感染症に対応するものであり4月7日に政府から出された緊急事態宣言、JAF日本自動車連盟が発表した5月31日までのイベント自粛要請を踏まえ、各シリーズプロモーターと協議を行った上で延期の決定を下したという。
対象となるレースは、GTワールドチャレンジ・アジア第1戦・第2戦、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア第3戦、MINI CHALLENGE JAPAN Round1 第1戦・第2戦、FCR 86＆BRZ／8BEAT第1戦、FCR ロードスターカップ1.5オープン／1.5チャレンジ／2.0オープン／2.0チャレンジ／1.6／1.8第1戦の計5シリーズ、都合7レースだ。
この内、GTワールドチャレンジ・アジア（旧ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア）では、この富士ラウンドが2020年アップデート版カレンダーでのオープニングイベントとなっていたが、第2戦に改められた6月20～21日の鈴鹿戦が暫定の開幕戦になると考えられる。
なお、ザ・ワンメイクレース祭り 2020 富士の代替日程および、実施可否についてのアナウンスは決定次第、富士スピードウェイの公式ホームページ（https://www.fsw.tv/）で案内される予定だ。
