JAF日本自動車連盟は5月1日付けで『新型コロナウイルス感染防止対策に係るお願い』を更新し、JAF公認競技会やJAF認定ライセンス・公認審判員講習会等の開催自粛期間の延長を求めたほか、今後の方針について明らかにしている。
JAFでは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、3月からBライセンス講習会の中止や延期を要請。翌4月からは同月末までに開催が予定されていた、すべての日本選手権競技会をはじめJAF公認競技会、JAF認定ライセンス・公認審判員講習会などを延期するよう求めていた。
今回の発表は、これら延期期間を6月30日まで延長することを要請するものだが、これは政府が発令した緊急事態宣言の5月末までの延長ならびに、国内における感染状況を踏まえたものだ。
また、JAFはこの発表にあわせてモータースポーツ活動における今後の方針を示し、各種催しについて感染防止対策を講じた開催の要請を検討することや、講習会の通信講習やWebセミナー等の方式を認める特例措置を講じること、2020年JAFモータースポーツ表彰式を12月24日に延期すること、日本選手権の成立要件の原則適応することなどを明らかにしている。
この他にも、競技会の延期または中止とした場合の手続きの軽減化、7月1日～12月末までの期間に含まれるすべてのスポーツカレンダーが再編成されることがアナウンスされた。
また、特例措置については、4月3日付けで発表されている競技会の開催延期または中止となった場合のカレンダー変更・取消申請を無料で受け付ける措置の対象期間を12月末日まで延長するほか、登録クラブ・団体の更新要件についても特例措置を講じると発表。さらに、2021年の日本選手権申請・開催資格についても検討していくという。詳しくはJAF公式ページ（https://jaf.or.jp/common/news/2020/20200501-001）まで。
