レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2021.06.26 16:20
更新日: 2021.06.26 16:21

スラストマスター、PS5&グランツーリスモ正式ライセンスの新レーシングホイール『T-GT II』発表

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


インフォメーション | スラストマスター、PS5&グランツーリスモ正式ライセンスの新レーシングホイール『T-GT II』発表

 レースゲームやシミュレーター用のハンドルコントローラーなどを展開する『Thrustmaster(スラストマスター)』が、新たなレーシングホイール『T-GT II』を発表し、欧州地域で6月23日から発売を開始した。

 グランツーリスモSPORTなど家庭用ゲーム機向けやPC向けにハンドル型コントローラーを展開しているスラストマスター。プレイステーション5やグランツーリスモ用に正式ライセンスが供与され、今回発表されたT-GT IIは、4年前に発売された先代モデル『T-GT』のさらに高度なバージョンとなる。

 この新作レーシングホイールの開発には2万3000時間以上が費やされ、スラストマスターの研究開発チームは、モニタリングプログラムを通じて、2シーズン分の世界選手権を綿密に分析したという。この結果、T-DCC(Drift Curve Calculation/ドリフト曲線計算)とT-RTF(Real Time Force feedback/リアルタイムフォースフィードバック)という新システムがT-GT IIに導入された。

スラストマスター『T-GT II』
スラストマスター『T-GT II』
サーボベース
サーボベース

 リアルタイムでドリフト曲線の計算が可能なT-DCCは、独自技術の採用によって、あらゆる状況下のゲームでホイールと自動車双方の応答性を維持することで、ドライバーは正確なマシンコントロールに集中することができる。

 そして、リアルタイムフォースフィードバックシステムにより、フォースフィードバックの計算時間が短縮され即時の応答性が可能になった。また、長期にわたる耐久性と品質を保証するため、T-GT IIは実世界の自動車産業から得られたAEC-Q認証プリント回路基板を用いた新しい電子設計を備えている。

 そのほかにも、サーボベースには前作のT-GTで好評を博してきた技術や機能がすべて搭載されており、アクセル、ブレーキ、クラッチを操作するペダルセットは新しいブレーキペダルスプリングを使用することで耐久性が向上、さらに精密さが増して大幅な進化を遂げているという。

 スラストマスターのレーシングホイールで初めてプレイステーション5向け正式ライセンスが供与され、もちろんプレイステーション4やPCでも使用ができるT-GT II。その詳細についてはスラストマスターの公式ホームページ(http://www.thrustmaster.com/jp_JP/products/t-gt-ii)を確認してほしい。各地域での発売日など、発表時点の情報は以下のとおりだ。

商品情報

T-GT II一式(サーボベース+ホイール+ペダル)は、以下の地域にて、699.99ポンド/799.99ドル/749.99ユーロという希望小売価格で発売されます。
・欧州(スイスとウクライナを除く):2021年6月23日
・英国:2021年9月1日**
・北米(合衆国およびカナダ):2021年10月5日**
・その他地域:2021年後半**

T-GT IIサーボベース+ホイールのエディションは、2021年第4四半期**に世界各地で599.99ポンド/699.99ドル/649.99ユーロという希望小売価格で発売されます。

T-GT IIサーボベース(単品)は、2021年第4四半期**に世界各地で399.99ポンド/499.99ドル/449.99ユーロという希望小売価格で発売されます。

**Sony Interactive Entertainmentによる最終製品承認を条件とします

本皮が使用されたステアリングホイール
本皮が使用されたステアリングホイール
T-GT IIのペダルセット
T-GT IIのペダルセット
サーボベース
サーボベース
AEC-Q認証プリント回路基板
AEC-Q認証プリント回路基板


関連のニュース