更新日: 2023.10.27 16:33
来季2台体制拡充のBRT、ルーキーのアーロン・ラブに加えジェームス・コートニーが移籍加入/RSC
シーズンも大詰め、今週末の10月27~29日にサーファーズ・パラダイスのストリートサーキットで第11戦『ブーストモバイル・ゴールドコースト500』の開催を控えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップだが、来季2024年に向け体制拡大を表明し、フォード・マスタングの2台体制に拡充するブランシャード・レーシング・チーム(BRT)が新たなドライバーラインアップを発表。
今季ステップアップのスーパー2で“聖地”マウントパノラマを制したルーキーのアーロン・ラブと、長らく所属したティックフォード・レーシングから離脱して、新天地での牽引役を任された2010年王者ジェームス・コートニーの理想的ラインアップが構築された。
レースウイークに入った木曜にリリースされた来季フォード陣営の最終ピースは、すでにティックフォードからの離脱を匂わせていた元全日本F3王者コートニーと、今季BRTのレギュラーとして戦ってきたトッド・ヘーゼルウッドのシート喪失というニュースにより、ドライバーラインアップが一新されることが確実視されていた。
これにより来季はBRTと対照的に2台体制に縮小するティックフォードは、キャメロン・ウォーターズにトーマス・ランドルの残留が確定。移籍シャッフルの可能性も囁かれたGMシボレー陣営のブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)も、エース格に成長したアンドレ・ハイムガートナーを含めた体制維持が確定的となった。
BRT共同代表を務めるティム・ブランシャードは、このバランスの取れたペアリングに関し「チームとしての発展において次のステップに進むなかで、アーロン(・ラブ)とジェームス(・コートニー)を迎えられることはエキサイティングだ」と大きな期待を寄せる。
「豊富な経験を持つ元チャンピオンと、彼のパートナーであるスノーウィー・リバー・キャラバン(オーストラリアのキャンピングカー製造業)を複数年契約でBRTに迎えられることに興奮している。このスポーツに対する彼らの情熱とその結集が、我々BRTを補完し、目標達成に貢献してくれるだろう」