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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.03.27 18:08
更新日: 2017.03.28 17:15

ヨーロピアンF3:公式テスト1回目は全車1.1秒以内の激戦。牧野任祐、佐藤万璃音も走行

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海外レース他 | ヨーロピアンF3:公式テスト1回目は全車1.1秒以内の激戦。牧野任祐、佐藤万璃音も走行

 FIAヨーロピアンF3は3月24~25日、ハンガリーのハンガロリンクで公式テストが行われ、ハリソン・ニューウェイ(ファン・アメルスフールト・レーシング)がトップタイムを記録した。日本の佐藤万璃音(モトパーク)は17番手、牧野任祐(ハイテックGP)は18番手タイムだった。

 4月14~16日に開幕を控えた2017年のFIAヨーロピアンF3。第1回目の合同テストには全19台が参加した。

FIAヨーロピアンF3の第1回合同テストが行われた
FIAヨーロピアンF3の第1回合同テストが行われた

 テスト初日はマクラーレンの若手育成ドライバープログラムに加入しているランド・ノリス(カーリン)が1分34秒893でトップタイムを記録する。

 迎えた2日目、空力の“鬼才”エイドリアン・ニューウェイの息子であるハリソンは午前のセッションで1分34秒012のベストタイムを叩き出し、タイムシートのトップに浮上してみせる。

 午後にかけては気温が上がらず、タイムも出にくい状況となったこともあり、ハリソンのタイムを破るドライバーは現れず。ハリソンが2日間のテストをトップで終えた。

 ハリソンと0.028秒差の2番手にはカラム・アイロット(プレマパワー)、0.113秒差の3番手にはノリスが続き、イギリス人ドライバーがトップ3を独占。

 また、トップから11番手のジョーイ・モーソン(ファン・アメルスフールト・レーシング)までが0.5秒差、もっとも遅い19番手のキーバン・アンドレス・スーリ(モトパーク)までも1.1秒差と僅差の戦いとなっている。

 今年がF3デビューとなる佐藤は2日間合計で98周を走破し、1分34秒979がベストタイム。ヨーロピアンF3参戦初年度となる牧野は116周を走り込んで1分35秒045のベストタイムを刻んでいる。

 このあとFIAヨーロピアンF3は、3月28~29日にオーストリア・レッドブルリンクでふたたび公式テストを実施。その後、イギリス・シルバーストンで開幕を迎える。


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