投稿日: 2017.03.31 14:51
更新日: 2017.03.31 14:52
更新日: 2017.03.31 14:52
STCC:北欧にもキア・シード参戦決定。LMSレーシングも5台体制に拡大
AUTOSPORTweb
今季からTCR規定の選手権に生まれ変わる新生STCC、スカンジナビアン・ツーリングカー選手権に、新型TCRマシンの『キア・シードGT TCR』の参戦が決定。すでに参戦を決めているセアト、アウディ、フォルクスワーゲン、そしてホンダに並ぶ5番目のマニュファクチャラーとなり、ルーキーのニクラス・オスカーソンがステアリングを握ることが発表された。
このSTCC向けキア・シードは、昨年までのTTA規定シリーズにも参戦してきたブロバリアン・デザインがサポートする形で、チームAテクニックとして1台体制でのエントリーとなる。
「我々は独自のソリューションを選択したいと考えていた。シーズン開幕を楽しみにしているし、とてもエキサイティングなものになるだろう」と語るのは、ドライバーのオスカーソン。
弱冠18歳のオスカーソンは今季がSTCCデビューとなり、昨年はサポートクラスのルノー・クリオカップで勝利を挙げている。
チームオーナーで、ニクラスの実父でもあるパー・オスカーソンは「もっとも簡単な選択肢は、多くの競合チームと同じ機材を選択することだった。でも、そうしないのが我々の流儀だ」と自信をみせる。
「シリーズをかき回すような役目を演じられたら本当に最高だし、他チームとは異なるマシンを選択したことが、我々のような限られたリソースのチームにとってメリットになると信じている。それだけ独占的なサポートを得られるわけだからね」
「ニクラスのカート時代にも同じ選択をし、つねに最強のフレームとは別の選択肢で戦い抜いてきたんだ」
■2017年のSTCCは21台のエントリー集める
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