投稿日: 2017.03.31 16:58
更新日: 2017.03.31 15:00
更新日: 2017.03.31 15:00
バリチェロ、ゾンタも参戦。『ストックカー・ブラジル』17年チーム体制続々発表
AUTOSPORTweb
先週開幕したアルゼンチンのツーリングカー選手権『スーパーTC2000』と並び、南米で絶大な人気を集めるツーリングカー選手権シリーズがもうひとつ存在する。それがブラジルを中心に開催されている『ストックカー・ブラジル』だ。その開幕戦が今週末、ブラジル中南部ゴイアニア、アウトドローモ・インターナショナル・アイルトン・セナのトラックで幕を明ける。
今季で39年目を迎えるシーズンは、総勢30台のマシンがエントリー。このカテゴリーで使用されるマシンはワンメイクの鋼管スペースフレームをベースにカーボン補強材を組み合わせた高剛性シャシーを安価な価格で製造する代わり、制御系はロガー類を含め電子制御デバイスを一部容認するなど独自のもの。
約500馬力を発生するダッジ製の5.7リッターV8エンジンにXトラック製の6速ギヤボックスを組み合わせている。
FRPで架装されるボディは、昨年までプジョー407、シボレー・マリブの2車種が参戦していたが、今季からシボレーの単一車種に。ドアは上方跳ね上げ式のシザーズドアを採用する。
さらに新機軸として、オーバーライド・ボタン使用時にはコースサイドやTV視聴者など、ファンに作動を知らせるLEDランプをルーフ上に設置する『LEDプッシュ』システムを導入。サーキットにより、使用上限回数も変更して運用される。
また、レースは2ヒート制となりレース2はリバースグリッドを採用。予選も3ヒートに変更されるなど、LEDプッシュの効能をより高めるシステムに変更されている。
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