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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.04.12 17:30
更新日: 2017.04.12 17:32

豪州SC:第2戦タスマニアで12台の多重クラッシュ。ノーポイントレースに

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海外レース他 | 豪州SC:第2戦タスマニアで12台の多重クラッシュ。ノーポイントレースに

 アルバートパークで開催されたF1併催のノンチャンピオンシップ戦を挟んで、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー選手権第2戦となる『タスマニア・スーパースプリント』のラウンド3、ラウンド4が、オーストラリア・パース近郊のシモンズ・プレインで開催されたが、レース1開始直後に12台のマシンが絡む大クラッシュが発生し赤旗中断。そのままサスペンデッドとなり、ノーポイントレースが宣言された。

 多重クラッシュは4月8~9日の週末に開催された最初のレース、スタートからわずか2周目に、ロングストレートから続くヘアピンとなるターン4手前で発生した。

ウエットの難しいコンディションもあり、事故現場の視界はほぼゼロにも等しい状態だった
ウエットの難しいコンディションもあり、事故現場の視界はほぼゼロにも等しい状態だった

 ウエットコンディションの路面でヘアピンへのブレーキング競争を繰り広げた車列のなかで、3番手を走っていたギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)のガース・タンダーが水煙で視界を奪われた状態で姿勢を乱し、ニッサン・モータースポーツの15号車リック・ケリーのアルティマにヒットする。

 そこへ後続のマシンが次々と突入し、ティム・スレード、ニック・パーカット、ティム・ブランシャード、ジェームス・モファット、スコット・パイ、ジェームス・コートニー、アレックス・ルーロ、ウィル・デイビソン、タズ・ダグラス、シモーナ・デ・シルベストロらが巻き込まれ、現場は大混乱に。

病院に搬送されたウィル・デイビソンは一晩で退院し、自宅に戻った
病院に搬送されたウィル・デイビソンは一晩で退院し、自宅に戻った

 なかでも、全開状態からスピンしたマシンに側突する形でクラッシュしたテクノ・オートスポーツのウィル・デイビソンは背中に痛みを訴え、すぐにメディカルチームによる救急搬送が行われた。

ガース・タンダーにヒットされ姿勢を崩したニッサン・アルティマのリック・ケリーもマシン大破
ガース・タンダーにヒットされ姿勢を崩したニッサン・アルティマのリック・ケリーもマシン大破

 このマルチカークラッシュにより、レース運営はすぐにレッドフラッグを掲示。事故現場のレスキューを進めた上でレースサスペンデッドと判断し、再スタートを行わない決断を下した。

ラウンド3の勝者となったSVGも「全員の無事だけを祈っていた」
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クラッシュ映像はこちら
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■「我々がここで見たなかで、もっとも激しいクラッシュ」


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