4月19日、スペイン・バルセロナでGP3の第2回公式テストが行われ、福住仁嶺(ARTグランプリ)がトップタイムをマークした。
2017年シーズン開幕前、最後のテストとなる第2回公式テストは午前のセッション序盤こそウエットコンディションだったものの、セッションが進むにつれ状況が改善。午後は完全なドライコンディションで行われた。
福住は午前のセッションで1分34秒761をマーク。セッション残り10分を切るまでタイムシートのトップにつけたが、残り10分でアルジャン・マイーニ(イェンツァー・モータースポーツ)やニコ・カリ(アーデン)らがタイムを更新。福住は4番手でセッションを終えた。
迎えた午後のセッションは福住とアンソニー・ヒューバート、ジョージ・ラッセルを擁するARTグランプリが好タイムを記録。タイムシートの上位を占める。
そんななか、福住はセッション開始から1時間が経とうかというタイミングで、この日最速となる1分33秒685を記録してトップに浮上した。その後、多くのドライバーが福住に挑んだものの、タイムを更新するドライバーは現れず。福住が午後のセッション、そして総合でもトップでバルセロナテスト初日を終えた。
現地20日の第2回公式テスト2日目も午前と午後あわせて2セッション、計6時間の走行が行われる。
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