5月7日にDTMドイツ・ツーリングカー選手権第2戦がホッケンハイムで開催され、ジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)が通算14勝目となる勝利を飾った。
前日行われた開幕戦で2位を獲得したティモ・グロック。日曜日も速さを見せ、ポールポジションを獲得。アウディのレネ・ラストが2番手とグリーンが3番手に続いた。開幕戦のウイナー、ルーカス・アウアー(メルセデスAMG C63 DTM)は8番手に。
55分+1周で争われる決勝レース。グロックは好スタートを切るも、ラストはスピードが伸びず4番手に後退。さらに1コーナーでもオーバーランし後退する。
後方では、ロバート・ウィケンス(メルセデスAMG C63 DTM)がアウディのふたり、ニコ・ミュラー、ロイック・デュバルと絡み1コーナーでクラッシュ。早くもリタイアとなる。
2周目にセーフティカーが導入され、グロック、グリーン、マイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)、アウアー、ゲイリー・パフェット(メルセデスAMG C63 DTM)の順で4周目にリスタートが切られる。
ここでグロックが遅れ、グリーンがトップ、2番手にアウアーが浮上し、6番手にいたブルーノ・スペングラーが3番手にジャンプアップする。
ラストは他車と接触しスピン。パフェットもオーバランで大きく順位を落としてしまう。
トップを奪ったグリーンだったが、リスタート時のポジションがトップのグロックよりも前に出ていたということで5秒のピットストップペナルティが科せられる。
グロックは7周目にスペングラーをヘアピンで交わし3番手に浮上する。