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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.12 15:24
更新日: 2017.05.12 15:47

PWC第3戦:シリーズ初採用の“スプリントX”形式でNSX GT3にまさかのアクシデント

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海外レース他 | PWC第3戦:シリーズ初採用の“スプリントX”形式でNSX GT3にまさかのアクシデント

 2台のアキュラNSX GT3を投入し、PWCピレリ・ワールドチャレンジに挑むリアルタイム・レーシング(RTR)は第3戦バージニアを迎えた。RTRはシリーズ初開催となる“スプリントX”フォーマットで行われた土曜と日曜の両レースで、ともにトラブルや不運に見舞われ、トップ10入りを逃している。

 今季からPWCに初採用となったスプリントXフォーマットは、60分のレース時間を設定し、その間にピットストップ作業を行い、ドライバー交代を義務付けるというもの。

43号車、93号車にはそれぞれセカンド・ドライバーとしてトム・ダイアー、マーク・ウィルキンスを起用
43号車、93号車にはそれぞれセカンド・ドライバーとしてトム・ダイアー、マーク・ウィルキンスを起用

 新たなレース形式に対応するため、RTRは43号車ライアン・エバーズレーのマシンにトム・ダイアーを。93号車ピーター・コックスのチームメイトにマーク・ウィルキンスを起用した。

 しかし、最初のスプリントXレースでは2台ともに苦戦。93号車は32周のレースで序盤となる11周目に他車との接触からダメージを受け早々にピットへ。

土曜のレースでは93号車がバトルによるマシン破損で早々にピットへ
土曜のレースでは93号車がバトルによるマシン破損で早々にピットへ

 43号車のエバースレーとダイアーも粘りの走りを見せたものの、首位のフェラーリ488 GT3から1周遅れとなる19位に終わった。

 さらに土曜のレース終了後には、その43号車にエンジントラブルが発覚。エンジン交換を行なったため、グリッド降格のペナルティを受け、日曜のレースは27番グリッドからのスタートを強いられる厳しい展開となった。

初の"スプリントX"を制したのは、元F1ドライバーのアンドレア・モンテルミーニを起用したTR3レーシング
初のスプリントXを制したのは、元F1ドライバーのアンドレア・モンテルミーニを起用したTR3レーシング

 明けた日曜のメインレースは、スタートを担当したダイアーが、前日とは打って変わって見事な走りを披露。1周どころか、コーナーごとにポジションを上げる驚異の走りを見せ、エバースレーに交代。後半も順調に順位を上げていった43号車は、27周目のチェッカー時点で11位。貴重な16ポイントを獲得した。


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