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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.31 17:43
更新日: 2017.05.31 19:22

スーパーTC2000:変則フォーマットの第4戦はルノーと王者シボレーが勝利

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海外レース他 | スーパーTC2000:変則フォーマットの第4戦はルノーと王者シボレーが勝利

 アルゼンチンの大人気ツーリングカー選手権『スーパーTC2000』の第4戦ロザリオは、本来のメインレースとなる”フューチャーレース”2連戦という変則フォーマットを初採用し、それぞれルノー・スポールのファクンド・アルドゥソ、そして2016年王者のシボレーYPFクルーズ、アグスティン・カナピノが勝利を挙げた。

 2017年シリーズ第4戦は、5月20~21日の週末にアルゼンチン北東部サンタフェ州最大の都市であるロザリオで行われ、母国の英雄、アウトドローモ・ファン-マニュエル・ファンジオの名を冠したトラックでは、今季4戦が予定される”グランドスラム戦”の最初のレースとして開催された。

初の試みとなるWフューチャーレースには、ドライバーからも「勝利の重みが下がる」「ファンには良いこと」等の賛否が噴出
初の試みとなるWフューチャーレースには、ドライバーからも「勝利の重みが下がる」「ファンには良いこと」等の賛否が噴出

 このグランドスラムフォーマットは、通常土曜の予選レース、日曜のフューチャーレースという形式から、メインのフューチャーレースを2戦行う形に変更となり、今季は第4戦のほか第8戦サンタフェ市街地、第9戦ブエノスアイレス200km、そして最終戦コルドバでの開催が予定されている。

 この初の試みのなか、最初の予選を制したのはルノー・フルーエンスをドライブするアルドゥソで、2番手にチームメイトのリオネル・ペーニャを従え、ルノー・スポールがワン・ツー体制を築いた。

スタートの混乱では、2番グリッドのルノー、リオネル・ペーニャが行き場を失う
スタートの混乱では、2番グリッドのルノー、リオネル・ペーニャが行き場を失う

 スタートではそのペーニャがアルドゥソのアウトサイドに並びかける状態で1コーナーに突入するが、アルドゥソがこれを抑え切ると、最初の2周で2番手以下に3.6秒のマージンを築くことに成功する。

 2番手には3番グリッドからスタートのプジョー・トタル・チーム・アルゼンティーナ、ファクンド・チャプルのプジョー408が浮上。同じくプジョー408のマリアーノ・ウェルナー、トヨタ・ガズー・レーシング・アルゼンティーナ(TGRA)のマティアス・ロッシ(トヨタ・カローラ)、シボレーYPFのカナピノが続く。

 フォード・フォーカスIII 5ドアをドライブするダミアン・フィネンチは順位争いのなかでウェルナーにヒットされ6番手にポジションを下げた。

TGRAのマティアス・ロッシは2戦連続表彰台で選手権4位に浮上
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開幕戦の勝利以降、リザルトに恵まれない戦いの続く、シトロエンC4ラウンジ
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