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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.02 10:00
更新日: 2017.06.02 10:01

PWC:第5戦ライムロックパーク、アキュラNSX GT3が2台そろってトップ10入り

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海外レース他 | PWC:第5戦ライムロックパーク、アキュラNSX GT3が2台そろってトップ10入り

 北米を中心に展開する2大GT選手権のひとつ、PWCピレリ・ワールドチャレンジの第5戦がアメリカ北東部コネチカット州レイクヴィルにあるライムロックパークで開催され、リアルタイム・レーシング(RTR)のアキュラNSX GT3が2台そろってのトップ10フィニッシュを達成。正式デビュー前のテストプログラムに位置付けられている2017年シーズンで、最良の週末を送った。

 この第5戦の1週間前となる5月19~21日に開催された唯一のカナダ戦、カナディアン・モータースポーツ・パーク・ラウンドでは、バージニア戦に引き続き、ドライバー交代を要する“スプリントX”形式でのレースとなり、土曜のレース1ではピーター・コックス/マーク・ウィルキンス組の93号車が9位、ライアン・エバースレー/トム・ダイアー組の43号車は11位に。続く日曜のレース2は豪雨サスペンデッドとなり、開催順延が宣言されていた。

スプリントXに向け招聘されたマーク・ウィルキンス、トム・ダイアーのふたり
スプリントXに向け招聘されたマーク・ウィルキンス、トム・ダイアーのふたり

 その流れで迎えた第5戦は、金曜予選からカナダを思わせる雨。これがNSX GT3には恵みの雨となり、全車レインタイヤでのアタックとなるなか、43号車のエバースレーが4番グリッドを獲得。

 93号車のコックスも、わずかな問題を抱えながら12番手につけ、決勝に向けてマシンの改善策を把握することができた。

「カナダでも感じたけど、ウエットでのNSXは本当に自信を持って操れる。マシンの外で今何が起きているか、どこで速く走り、どこで抑えるべきか。それを教えてくれるドライバーフレンドリーなマシンだよ」とエバースレー。

 迎えた金曜のレース1は、ライン上が乾きドライコンディションとなるなかでのスタートとなり、見事な反応を見せたエバースレーが、前を行く2号車のメルセデスAMG GT3、ダニエル・モラドを捕らえにかかるが、ポジショニングを誤り5番手に後退。

43号車のトム・ダイアーはトラック上で見事なオーバーテイクを披露
43号車のトム・ダイアーはトラック上で見事なオーバーテイクを披露

 エバースレーは60分レースの前半戦をそのまま耐え、ダイアーへとドライバーチェンジ。一方の93号車コックスは12番手から粘りの走りでポジションを上げ、ウィルキンスを9番手でコース上に送り返した。

レース1はパトリック・ロング/マーク・リエブのポルシェ911GT3が勝利
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