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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.02 21:54

インディ500勝利でシリーズ3位に浮上の琢磨。得意の市街地で王者争いをリードできるか

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海外レース他 | インディ500勝利でシリーズ3位に浮上の琢磨。得意の市街地で王者争いをリードできるか

 5月28日に第101回インディ500を開催したインディカー・シリーズ。休む間もなく今週末にはデトロイト市街地でのダブルヘッダー戦を迎える。インディ500を勝利した佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は、一気に137ポイントを稼ぎシリーズランキング3位に浮上し、得意のストリートレースに挑む。

 全17戦で争われる2017年のインディカー。インディ500の興奮が冷めやらぬままシリーズは中盤戦へと投入する。今週末は、デトロイト市街地で3日土曜日に第7戦、4日日曜日に第8戦を行うダブルヘッダーだ。

 インディ500を制した佐藤琢磨はシリーズランキングも上位につけて中盤戦へと挑む。

 決勝では通常の倍となるダブルポイント、さらに予選順位にもポイントが与えられるインディ500。琢磨は予選4位で36ポイント、決勝1位で100ポイント、さらにラップリードも記録しボーナス1ポイントの137ポイントを1レースで加算。トータル234ポイントでランキング3位に浮上した。

 ランキングトップは優勝こそないものの上位を手堅く獲得し、インディ500では2位を獲得しポイントをリードしたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)の245ポイント。

 昨年のチャンピオン、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が234ポイントで琢磨と同ポイントのランキング2位。インディ500でポールを獲得したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)も同じ234ポイントでランキング4位につけている。

 デトロイト・ベルアイルで行われる今週末のダブルヘッダーは琢磨が得意とするストリートレースだ。デトロイトでは一昨年のレース2で2位表彰台。3年前のレース2ではポールポジション獲得と得意としているだけに、この2戦で上位につけチャンピオン争いをリードしたいところだ

■インディカー・シリーズ2017ポイントスタンディング/第6戦終了時点(上位20名)

Rank Driver Total
1 エリオ・カストロネべス 245
2 シモン・パジェノー 234
3 佐藤琢磨 234
4 スコット・ディクソン 234
5 アレクサンダー・ロッシ 190
6 トニー・カナーン 188
7 ウィル・パワー 186
8 ジョセフ・ニューガーデン 186
9 エド・ジョーンズ 185
10 ジェームズ・ヒンチクリフ 170
11 マックス・チルトン 170
12 ライアン・ハンター-レイ 152
13 JR・ヒルデブランド 148
14 マルコ・アンドレッティ 147
15 グラハム・レイホール 144
16 セバスチャン・ブルデー 136
17 ミカエル・アレシン 134
18 カルロス・ムニョス 133
19 エド・カーペンター 105
20 チャーリー・キンボール 99

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