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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.09 16:51
更新日: 2022.05.02 11:01

BMW、18代目のアートカーとなるM6 GT3を公開。マカオGTカップ参戦へ

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海外レース他 | BMW、18代目のアートカーとなるM6 GT3を公開。マカオGTカップ参戦へ

 ル・マン24時間や北米のデイトナ24時間などで、これまでも印象的なレースカーのカラーリングを披露してきたBMWのアートカー・シリーズ。その最新作となる18作目が、5月31日に北京民生現代美術館においてワールドプレミアとなり、国際的な名声のある中国人マルチメディア・アーティスト、ツァオ・フェイ(曹斐)がBMWアート・カーを制作する最年少かつ初の中国人アーティストとなった。

 1978年生まれのフェイは、2015年からBMWのプロジェクトに参画し、スイスでは女性レーシング・ドライバー、シンディ・アレマンとともにレースにも参戦。

中国人マルチメディア・アーティストのツァオ・フェイ
中国人マルチメディア・アーティストのツァオ・フェイ

 本社へも訪問を重ね、BMWグループのエンジニア、デザイナー、デジタル・スペシャリストと密接な共同作業を行ったという。

 この作品は、中国における変化のスピード、伝統と未来を反映したもので、数千年にわたる歴史を掘り下げたうえで、アジアが次の1000年に向けて展開していくに際し、古来の精神的智慧に敬意を表したものだと、彼女は説明する。

AR拡張現実の技術を用いて、仮想空間でマシンと光のコラボレーションが展開
AR拡張現実の技術を用いて、仮想空間でマシンと光のコラボレーションが展開

 このマシンは、オラフ・カストナー(BMWグループ中国地域社長兼CEO)、イェンス・マルカルト(BMWモータースポーツ代表)、アウグスト・ファーフス(BMWモータースポーツのレーシングドライバー)、ファン・ディアン(中国中央美術学院院長)の列席のもとで披露され、オリジナルのカーボン・ブラックのBMW M6 GT3に、専用アプリ上のAR技術を用いた拡張現実空間でカラフルな光の粒子を描写。ボディに反映する光の流れとともに、自動車のような新しい物にはお祓いをするという、アジア全域でよくみられる伝統的な霊的儀式をモチーフにした。


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