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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.06.28 13:06
更新日: 2017.06.28 13:16

ブランパンGT:予選32番手から5位入賞の千代勝正「表彰台に乗れず悔しいが、みんなに感謝」

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海外レース他 | ブランパンGT:予選32番手から5位入賞の千代勝正「表彰台に乗れず悔しいが、みんなに感謝」

 ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップは6月23~24日、フランスのポール・リカールで第3戦が行われ、2台のニッサンGT-RニスモGT3を投入するモチュール・チームRJNは23号車GT-R(千代勝正/アレックス・バンコム/ルーカス・オルドネス)が5位入賞。22号車GT-R(マット・パリー/ストルアン・ムーア/マット・シモンズ)は11位完走となった。

23号車ニッサンGT-RニスモGT3
23号車ニッサンGT-RニスモGT3

 2017年シーズンはスプリントカップへの参戦を取りやめ、エンデュランスカップにのみエントリーしているチームは、第2戦シルバーストンから約1カ月のインターバルを経て第3戦を迎えた。

 このポール・リカール1000kmは、耐久シリーズのレギュラーフォーマットである3時間レースの2倍となる6時間で争われることと、開催ラウンドでは直前のレースとなることから、シリーズタイトルの行方を左右するスパ・フランコルシャン24時間レースの前哨戦として位置づけられている。

南フランスのポール・リカールは真夏日となった
南フランスのポール・リカールは真夏日となった

 第3戦が行われた週末は、1週間前に開催されたのル・マン24時間耐久レースと同様の猛暑に見舞われ、各チームのドライバーはチームがパドックに用意した簡易プールでスティントの合間に涼を取るほどだった。

 23日(金)に行われた公式予選、2台のGT-Rはともに満足のいく結果を得ることができず。予選上位勢が1分56秒前半のタイムを記録するなか、23号車GT-Rは千代がマークした1分57秒669というタイムで32番手、22号車GT-Rはパリーの1分57秒489で24番手となった。

持ち前のストレートスピードを活かし、序盤から順位をあげていく23号車GT-R
持ち前のストレートスピードを活かし、序盤から順位をあげていく23号車GT-R

 迎えた24日(土)の決勝レース、グリッドの中段グループからのスタートとなった2台のGT-Rは、ポール・リカールの特徴的なロングストレートとGT-Rの武器であるストレートスピードを活かしてスタートから立て続けにポジションを上げていく。

 スタートから7周目までに10台をオーバーテイクした千代の活躍を筆頭に、チーム一丸となって上位進出を目指した23号車GT-Rは、32周目にトップ10圏内に入るとレース終盤には表彰台争いを展開。惜しくもポディウムフィニッシュとはならなかったが、予選順位から27個のポジションアップに成功し、5位でチェッカーを受けた。

 また、予選24番手スタートの22号車GT-Rはオープニングラップで出遅れ、一時は35番手まで後退したものの、その後は徐々にポジションを回復。最終的に11位完走を果たしている。

大会中のトップスピードは22号車GT-Rと23号車GT-Rがともに291.10km/hをマークしトップ2を独占した
大会中のトップスピードは22号車GT-Rと23号車GT-Rがともに291.10km/hをマークしトップ2を独占した


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