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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.10 12:00

5番手スタートもショートオーバルに苦戦の琢磨「段々とリヤのグリップがなくなった」

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海外レース他 | 5番手スタートもショートオーバルに苦戦の琢磨「段々とリヤのグリップがなくなった」

 オーバルコースと一口に言っても、インディ500のスーパースピードウェイから、フェニックスや今回のアイオワのようなショートオーバルまで千差万別で、ひとつとして同じものはない。

 今年スーパースピードウェイを完璧に攻略出来た佐藤琢磨も、テキサスではなんとか速さを見せたが、前半のフェニックスやここアイオワのショートオーバルでは手を焼いてしまった。それを如実に表したアイオワのレースだった。

ファンにサインをする佐藤琢磨
ファンにサインをする佐藤琢磨

 先週行われた事前テストでは、あまり芳しい成果を上げられていなかったという琢磨だが、今週に入っても土曜日のプラクティス1回目では21台中20番手というブービー賞。

「少しずつやっている事が後手に回っている」という状態だったのだが、予選ではアテンプト順が後半だったのも幸いし、ホンダ勢最速の5番手をゲットした。相変わらずここ一発で奮起するのは琢磨らしい見せ場だった。

 レースではグリーンのコールに合わせていいスタートを切ったのだが、15周を過ぎたあたりから徐々にペースが落ちていく。

5番グリッドから決勝に挑む
5番グリッドから決勝に挑む

 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、ジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)やチームメイトのライアン・ハンター-レイと次々に抜かれ始め、後方にはスコット・ディクソン、トニー・カナーンのガナッシのドライバーもプレッシャーをかけ始めた。

「最初のペースが良かったのは、走り出しのコンディションにマシンがマッチしていたからで、ペースが落ち着いてくると段々とリヤのグリップがなくなりました……」という琢磨が、決定的に遅れてしまったのは3スティント目になった時だ。


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