アウディスポーツは、DTMドイツ・ツーリングカー選手権の第8戦ノリスリンクのクラッシュで負傷したマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)の代役として、FIA F2にも参戦中の若きオランダ人ドライバー、ニック・デ・ブリースを起用すると明かした。
シリーズを代表する市街地コースであるノリスリンクの1コーナーで、コントロールを失ったゲイリー・パフェットのメルセデスAMG C63 DTMと絡み、左足中足骨骨折の怪我を負ったロッケンフェラー。
事故後は自らの足でマシンを降り、メディカルカーへと向かった彼は、現在チームの理学療法士とともに懸命の治療を続けており、レーシングシューズにも対応する特別なバンテージを巻いて、今週末の第9・10戦モスクワ参戦の可能性を模索している。
「この(モスクワの)トラックが本当に好きで、なんとかレースがしたいんだ。そうでなければ、僕のチャンピオンシップは実質的な終わりを迎えることになる。この包帯とギプスは機能するはずで、僕はモスクワでレースをするだけでなく、3度目の勝利を挙げたいと思っているんだ」と、ロッケンフェラー。
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