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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.27 11:37
更新日: 2017.07.27 11:39

ユーロF3はケータリングが充実。気になる食事事情を直撃/高校生ドライバー佐藤万璃音ヨーロッパ挑戦記2017 第4回

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海外レース他 | ユーロF3はケータリングが充実。気になる食事事情を直撃/高校生ドライバー佐藤万璃音ヨーロッパ挑戦記2017 第4回

“腹が減っては戦はできぬ”――早くも後半戦に突入した2017年シーズンのFIAヨーロピアンF3選手権(ユーロF3)。今回は激戦のユーロF3に参戦中の高校生ドライバー佐藤万璃音(さとうまりの/18歳)に、レースウイークの食事事情を直撃した。

 イタリア・フォルリのアパート暮らしでは、外食よりも自炊する機会が多いと話す万璃音。では、サーキットではいかに腹を満たしているのだろう?

「まず、基本的に朝食はホテルで済ませます。ホテルごとにメニューの充実度に差があるとはいえ、とくに不満は感じません。イタリアのアパートでも、朝食はパンとジュースくらいしか摂りません。たいていはフィジオと一緒にホテルで朝食を摂り、彼の運転でそのままサーキットへ向かいます」

テラスも併設されるホスピタリティーは充分な広さ
テラスも併設されるホスピタリティーは充分な広さ

「サーキットでも食事には困りません。というのも、ユーロF3は100人くらいが一度に座れる関係者専用のホスピタリティ・ブースを設置していて、ケータリング・サービスを用意しているからです。サンドウィッチくらいの軽食しか食べられないサーキットもあるので、その面では非常に助かっています」

焼き立てのピザやトルティーヤも提供してもらえる
焼き立てのピザやトルティーヤも提供してもらえる

「ホスピタリティ・ブースでは、金曜日の昼食と夕食、土曜日の昼食と夕食、日曜日の昼食が用意されています。軽い朝食ならホテルではなく、ここでも摂れるので早朝にサーキットへ来る必要があるときにも便利です」

「また、ヨーロッパは日没が遅く18時くらいからレースが始まったりするタイムテーブルが、普通に組まれていたりするので、“夕食難民”にならなくて済むホスピタリティ・ブースの存在はとてもありがたいですね」

複数の肉・魚料理と複数のパスタが用意されている
複数の肉・魚料理と複数のパスタが用意されている

温野菜と生野菜は種類も豊富でいつも新鮮である
温野菜と生野菜は種類も豊富でいつも新鮮である
季節のフルーツ、デザート、パンも常備している
季節のフルーツ、デザート、パンも常備している

「ケータリング・サービスの味ですか? たまに摩訶不思議な料理やデザートが置いてあって、首をかしげることもあります(汗)。でも、肉料理も魚料理もパスタもメニューは毎回工夫が施されていて飽きませんし、恵まれていると思います。水やソフトドリンクも充分に用意されています」

水やソフト・ドリンクだけでなくビールやワインも
水やソフト・ドリンクだけでなくビールやワインも

「ワインやビールまで用意されている点はヨーロッパらしいですね。もし、ホスピタリティ・ブースが無かったらと考えると恐ろしいくらいです」


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