20日に行われたDTMドイツ・ツーリングカー選手権第12戦ザントフォールトは、マルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)が勝利するもレース後の車検で失格。2位で終えたマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)が2年ぶりの勝利を手にした。
前日表彰台を独占したBMW勢が日曜日の予選でも躍進。アウグスト・ファーフスがポールポジションを獲得し、ウィットマン、マキシム・マルタンが続いた。
12番グリッドのトム・ブロンクビスト(BMW M4 DTM)はフォーメーションラップ中にクラッシュを喫し、左ドアを破損。慌ただしくレースはスタートを迎える。
ホールショットを奪ったのはウィットマン。1コーナーでファーフスを交わしトップに立つ。3番手スタートのマルタンはストールを喫し大きく出遅れる。5番手スタートのジェイミー・グリーン(アウディRS5 DTM)もコースオフしポジションを下げる。
ウィットマンに先行されたファーフスは1周目終わりでタイヤ交換する戦略に。ブルーノ・シュペングラー(BMW M4 DTM)、ルーカス・アウアー(メルセデスAMG C63 DTM)らもピットへと向かう。
2周目終わりにはロバート・ウィケンス(メルセデスAMG C63 DTM)やグリーン、前日のウイナーであるティモ・グロック(BMW M4 DTM)も早めのタイヤ交換戦略を採用しピットへ。ウィケンスとグリーンはファーフスの前でピットアウトすることに成功する
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