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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.08.25 14:27
更新日: 2017.08.25 14:30

豪州スーパー・ユート、ミツビシ・トライトンが初テストを開始。ホールデンも参戦へ

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海外レース他 | 豪州スーパー・ユート、ミツビシ・トライトンが初テストを開始。ホールデンも参戦へ

 2018年から新規スタートを目指しているオーストラリアの新ピックアップ・トラック選手権『ECBスーパー・ユート』。その最初のフルテストを今月末に控え、シリーズ1号車となるミツビシ・トライトンがシェイクダウンを完了。さらにホールデンが新シリーズへのコミットを表明した。

 現行のV8ユート・シリーズに参戦するクレイグ・ドンタスがドライブする予定のミツビシ・トライトンは、完全非公開とされたゴールドコースト近郊のノーウェル・モータープレックスのトラックで50kmほどのシェイクダウンを完遂した。

 このテストには、コンサルタントを務めるロス・ストーンを含む、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー・シリーズの技術スタッフや、モーテックのエンジニアが参加。初期走行では4気筒ディーゼルターボのエンジンマネジメントの調整に費やされ、その後はポール・モリスのドライブで数周の計測ラップをこなした。

ミツビシ・トライトンに続き、フォード・レンジャーも完成間近という

 スーパーカーのスポーティング&テクニカルディレクターを務めるデビッド・スチュアートは、今回のシェイクダウンはこのデュアルキャブ・ディーゼルトラックでの新シリーズに向け、大規模なテストプログラムの最初の一歩になるものだと語った。
 
「我々はダイノにミツビシ製エンジンを載せ、すでに多くのマイレージを重ねてきた。モーテックの技術者たちとも密接に連携し、基本的なセッティングを確認できた」

「車体に関しては、共通部品とするリヤ・アクスル・ハウジング、ブレーキ・システム、フロント・ホイール・ハブ、内部構造を含め、すべてが問題なく機能するかが焦点だった」

「幸いにして、それらはすべてうまく機能してくれた。エンジンも本当にストックの状態で、パフォーマンスに振ったチューニングはまだこれからの段階だ。タイヤも現時点で我々が手にしているもの(ヨコハマ製高性能ストリート用)は、レースで使用する最終確定のものではもちろんないが、それでも現段階ではマシンにフィットしていたようだ」

VASC、そしてV8ユートに参戦するホールデンも、コロラドでのスーパー・ユート参戦を表明

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