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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.04 13:22
更新日: 2017.09.04 13:23

肉体面で苦しんだ万璃音、モナコでつかの間の休息/高校生ドライバー佐藤万璃音ヨーロッパ挑戦記2017 第5回

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海外レース他 | 肉体面で苦しんだ万璃音、モナコでつかの間の休息/高校生ドライバー佐藤万璃音ヨーロッパ挑戦記2017 第5回

 2017シーズンのFIAヨーロピアンF3選手権(ユーロF3)もいよいよ終盤戦。18歳の高校生ドライバー佐藤万璃音(さとうまりの)は、オランダ・ザントフールトで開催された第7大会を終え、いよいよ9月にはドイツ・ニュルブルクリンクの第8大会とオーストリア・レッドブルリンクの第9大会を迎える。さて、つかの間の気晴らしとなった18歳の高校生ドライバーのモナコの休日とは――。

「ザントフールトは肉体的に厳しかったというのが本音です。ドイツ・オッシャースレーベンのチームファクトリーにあるドライブシミュレーターを使った事前テストでは、チームメイトの誰よりも速いラップタイムを記録していたので、初めてのサーキットでもそれなりに走れると思っていたのですが、少し甘かったようです」

佐藤万璃音(モトパーク)はザントフールトで、こてんぱんにやられた
佐藤万璃音(モトパーク)はザントフールトで、こてんぱんにやられた

「もっとも、僕より経験豊富なドライバーでさえ、走り始めからわずか5周で首が“いってしまった”と聞きましたし、誰にとっても大なり小なり肉体的に厳しいサーキットだったと思います」

「アップダウンやバンクは攻略が難しく、コース半ばの右コーナーとコース終盤の右コーナーは腕にも首にも厳しい。僕自身、決勝レース1では最終コーナーでコースアウト。残る2レースは背中の痛みに耐えながら走りきりました」

「レースの翌日の月曜日は、地面に叩きつけられたかのような全身の筋肉痛を抱えながら、約6時間をかけてザントフールトからオッシャースレーベンへクルマで戻りました。チームファクトリーで、次のニュルブルクリンクのレースに向けたトレーニングが待っていたからです」

「(ファクトリーまで)自分で運転するわけではありませんが、正直なところクルマでの移動は非常に疲れました」


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