BTCCイギリス・ツーリングカー選手権でパワー・マックス・レーシングのボクスホール・アストラをドライブするトム・チルトンが、今週末に開催されるシルバーストンでの第9戦を手術後療養のため欠場。代わって1戦限定ながら、名手ロブ・ハフがBTCCに復帰することとなった。
現在32歳で、2017年からBTCCにワークス復帰したボクスホールをドライブすると同時に、WTCC世界ツーリングカー選手権にもフル参戦するという二足のわらじを履くチルトン。
その彼は先日に胆嚢手術を受け、術後4週間の安静が必要との医師からの指示を遵守する必要があるため、シルバーストンでのBTCCラウンドを欠場することとなった。
チルトン自身はBTCC最終戦となるブランズハッチでのレースには出場する意向で、同じく10月開催となるWTCC中国・寧波ラウンドでもステアリングを握る計画だという。
「次のBTCCでのレースを欠場しなくてはならないのがとても残念だが、医師の指導には従わなければならない。シルバーストンは僕の大好きなトラックだけに落胆は大きいよ。でもブランズハッチには必ず戻って来る」と、チルトン。
その代役としてチームが白羽の矢を立てたのは、今季WTCCに加えTCRインターナショナル・シリーズでレパード・レーシングに所属し、こちらもダブル・チャンピオンシップを戦うロブ・ハフだ。
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