VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの第10戦であり、今季最初の“エンデューロ・カップ”開幕戦として開催されたサンダウン500で、プロドライブ・レーシング・オーストラリアの運営するモンスターエナジー・レーシングのフォード・ファルコンFG-X、6号車が今季初勝利を飾った。
9月16~17日に開催されたこの耐久カップ初戦に向け、プロドライブ・レーシング・オーストラリアはキャメロン・ウォーターズのパートナーに、スーパーフォーミュラでテスト経験もある若手ニュージーランド人、リッチー・スタナウェイを起用。
その耐久カップ登録ドライバーのみで争われる予選1で、同じフォード勢である強豪チーム、DJRペンスキーに肉薄する3番手のタイムを記録したスタナウェイに続き、レギュラードライバーの挑む予選2でウォーターズが今季初ポールを獲得。
絶好のポジションから挑んだ決勝レースだったが、スタートでは早々にアクシデントが発生。
ルーカス・ダンブレル・モータースポーツのタズ・ダグラスが、オープニングラップからパンクに見舞われウォールにクラッシュ。これによりタイヤバリアの修復が必要となったため、レースはいきなりの赤旗中断となる。
この修復作業に時間を要したため、レースは161周から125周に短縮されてリスタート。
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