2017年10月29日にイタリアのアドリア・レースウェイでの開催が発表されていたワンオフ・イベント、『TCRヨーロピアン・トロフィー』の概要が発表され、各シリーズ上位ランカーが参戦する”世界一決定戦”イベントのフォーマットが明らかになった。
今季ここまでに、インターナショナルを含む各リージョナル、ナショナルシリーズに1戦でも参戦した経験を持つドライバーがエントリー対象となり、インターナショナルに関してはランキング上位10名までは無条件で参加資格を満たすこととなる。
また、各シリーズからのワイルドカードは、シリーズプロモーターの判断で参加資格が付与される。
このアドリアのイベント週末に33台以下のエントリーしか集まらなかった場合、週末のスケジュールはインターナショナルのフォーマットに基づき、2回の予選、2回の決勝レースを行い、それぞれのレース距離は最長25分+1ラップとされる。
また、32台以上のエントリーが集まった場合には、2グループに分割された上で2度の予選を実施。さらに20分間+1ラップの”クオリファイ・レース”が2ヒート行われ、さらに決勝前に20分+1ラップの”リピートレース”を経て、35分+1ラップの決勝が実施される。
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