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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.25 17:33
更新日: 2017.09.25 17:34

豪州SC:2018年投入の新型『ホールデン・コモドアZB』がシェイクダウン

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海外レース他 | 豪州SC:2018年投入の新型『ホールデン・コモドアZB』がシェイクダウン

 レンダリング画像が公開され、ミュールカーによる新型直噴V6ターボの実走テストも開始されている、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカー向けNext-Gen(Gen.2)規定の新型『ホールデン・コモドアZB』が、初のシェイクダウンテストを行った。

 オーストラリアはゴールドコーストにある、ノーウェルのトラックに初めて姿を現した次期型ホールデンは、ホールデン・レーシングの新たなワークス指定チームとして活動するレッドブル・レーシング・オーストラリア(RBRA)、トリプルエイト・レースエンジニアリングがシェイクダウンを担当。

 VASCで6度のタイトル獲得経験を持ち、通算勝利数でも歴代最多の106勝を誇るジェイミー・ウインカップがそのステアリングを託された。

ホールデン・レーシング・チーム(HRT)として今季からワークス指定を受けるトリプルエイト・レースエンジニアリングが開発

 ドイツで生産されるこの新型コモドアのベースモデルは、クイーンズランドにあるRBRAのファクトリーでVASCの共通シャシーに向けたボディ・フィッティングの最終作業が終了し、先週木曜に60kmの初テストを実施。

 これまでの伝統的なサルーンボディとは異なり、5ドアハッチバック(ファストバック)となったベース車に合わせて、巨大なリアウイングステーはそのハッチゲートのリッドに接続される、独自のアピアランスとなっている。

GMホールデンのベースモデルとなる新型コモドアはドイツで生産される5ドアHBとなる

 レッドブル恒例の「ブラック&ホワイト」のテストカラースキームをまとった新型ホールデンを前に、チーム代表を務めるローランド・デーンは「デザイン、開発、ホモロゲーション取得の作業には重大な責任が伴うが、同時にとてもエキサイティングなタスクだ」と語った。

「この次世代規定マシンの全体的な外観は、これまでの伝統的サルーンモデルとは大きく異なったものになった。我々のここまでの仕事がどのレベルにあるか、トラックを走り始めたマシンを慎重に観察しなくてはね」とデーン。

「今季は現行型コモドアVFと並行して、この新型コモドアZBの開発を行ってきたが、チームにとって本当にハードなシーズンになった。もちろん、新車の開発に全力で取り組んできたし、シーズン終わりまでには、その述べ作業時間は2万時間を超えることになるだろう」

シェイクダウンテストではジェイミー・ウィンカップのドライブで60kmを走行


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